FC2ブログ
 

スポンサーサイト

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
  • Edit
  • TB(-)|
  • CO(-) 
 
 

堀川アサコ『幻想郵便局』

堀川アサコ『幻想郵便局』

読了-2013.10.1.Tue. 『幻想郵便局』 堀川アサコ

講談社
2011年4月19日刊行


図書館で借りました。
面白かった。
とても面白かった。

生きるって何? 死ぬって何?

考えることすら躊躇う重いテーマが根底にあります。
しかしその陰鬱さもこの方の手にかかれば途端に、
軽快でファンタジックで感動的な物語になる。

読後、じゃなくもう数ページで、
圧倒的な技量に為すすべなく手足を投げ出すかのような、
がんばったって届かないやこんちくしょう、
といった敗北感までも覚えるくらい、
私はこんな物語を書きたいんだって本気で泣きそうになってしまいました。

とりあえず一生この本を知らずになんとなくふわふわした中で生きてくより、
今出会ってこてんぱんにされて良かったと本気で思います。
素敵な物語でした。


限りなくリアルで残酷。でも、どこまで行ってもファンタジー。

そういうのが好きです。
順調に、楽しく進行しているとこへ容赦なく盛られる毒。
それはあたかも先の読めない人生のよう。
いつなんどき、ひっくり返るかも分からない天地。
事実は小説よりも奇なり。
であるならば、小説はまだまだ無茶をしていいってこと。

抽象的な感想になりがちですが、いい作品に出会えるってほんと嬉しいことです。
比べられもしないのに悔しくなれる自分に涙目で笑顔を向けてやりたい。
読むって大事だ。
どんどん読むべきだ。
ひしひしと、痛感しますた。
しますた。

……話変わって、
やっぱりさ、動物がしゃべるの、いいですねo(*^ー^*)o
神やら魔法やら幽霊やら、非現実的なの、大好物です(笑)

感動的な要素もるるにはツボです。
死、という、どうしようもない終焉を、
こんなコミカルに描けて、ある意味スルーできるのも、
非現実なファンタジーならではなんだろうなって思って、
やっぱりいいな、奥が深いな、
なんなら全ての小説は突き詰めていけばファンタジーだ。
くらい思っちゃうわけです。

専門的なことに言及するなら、この方、伏線がうまかったです。
もちろん作家という人種には必須の技術でしょうが、
けっこう複雑なネタの張り方をしてるのにきちんと全てを回収してました。

何より結末が……すーてーきー(>_<)
作者様の優しさというか、読者の期待に応えた形の結末も、
この物語のテンションや雰囲気にぴったりでした。
満足感を充分に与えられて、

「どう、おもしろかったでしょ? 幸せな気持ちになれたでしょ?」

ドヤ顔で語りかける声が聞こえたような気さえしましたよ(笑)


堀川アサコさんの作品をもっと読んでみたくなりました。


評価
★★★★★


もう、間違いなく!

※あとで色んな書評見たら、この作品そこまで評価されてなかった(笑)(笑)まぁ、個人的にツボったんでしょうな。ここ読んでめっちゃ期待して読まれても困るので、一応、るるのは少数派ということで……(^^;
関連記事
スポンサーサイト
Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
 

~ Comment ~

  ※コメントの編集用
  シークレットコメントにする (管理者のみ表示)

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

MENU anime_down3.gif

同じカテゴリの記事が一覧表示されます
同じタグの記事が一覧表示されます
更新月別の記事が一覧表示されます
キーワードで記事を検索
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。